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ファクタリングにおける「償還請求権」とは?

ファクタリング契約において、契約書にしばしば登場するのが「償還請求権(リコース)」という言葉です。これは一体どういう意味なのでしょうか?

償還請求権とは?
売掛債権が期日までに回収できなかった場合に、ファクタリング会社が利用者に対して弁済を請求できる権利です。いわば“売掛金の回収失敗時に責任を戻す仕組み”です。

ノンリコース vs. リコース契約

  • ノンリコース(償還請求権なし):売掛先の未払いリスクをファクタリング会社が引き受ける
  • リコース(償還請求権あり):売掛先が支払わなければ利用者が補償する

日本国内ではリコース契約が主流です。そのため、売掛先の信用力に不安がある場合には、注意が必要です。

契約形態によってリスク負担の範囲が大きく変わるため、契約時には償還請求権の有無を必ず確認しましょう。