新規取引先との契約で発生した売掛債権についても、ファクタリングの対象となるのかはよくある疑問です。結論から言えば、「審査次第で可能」です。
審査のポイント
- 新規取引先の信用情報(帝国データバンクなど)
- 過去の支払い実績がないことによる不確実性
- 請求書や発注書の内容、契約の妥当性
ファクタリング会社は、売掛先の支払能力と確実性を重視するため、実績のない新規取引先に対しては慎重になります。しかし、上場企業や公共団体など信用性の高い相手であれば、新規であっても買取対象となる可能性は十分にあります。
対策として有効な準備
- しっかりとした契約書・発注書を取り交わしておく
- 売掛先の会社情報を可能な範囲で提示する
- 見積書・納品書・請求書など、一連の取引資料を整備する
「新規=不可」ではなく、ファクタリング会社の審査基準をクリアできるかがカギとなります。